良い英語講師の基準

この記事は・・・

" 英語を始めて教える先生 "

"英会話教室やオンライン英会話で、良い先生に出会いたい学習者さま "

に向けて記しました。

1.Elicitation(生徒から答えを引き出すこと)

先生は、答えをすぐに教えるのではなく、適切な問いかけをしながら生徒さまから答えを引き出すスキルです。

たとえば・・・

スピーキングレッスンで、テーマが「今週の予定を話す」の場合。

生徒さまが「レストランで夕食をとる予定です」と言おうとした際に

I'm going to ...

と詰まってしまった場合・・・

先生が、I`m going to have dinner at a restaurant.とすぐに答えを教えるのはNG.

そのかわりに・・・先生が食べるジェスチャーをし、このジェスチャーは英語でなんて言うかな?と問いかけ、eatやhave a mealを引き出す。

そのあとに、where do you eat?と聞くことで、at a restaurantを引き出す。

このように、ヒントを与えながら生徒さま自身に答えを見つけてもらうことが大切です。

また、先生にとっては、その生徒さまが今回のレッスン内容をしっかり理解できているか否かを確認することもできます。

2.Make the lesson students-centered(生徒中心のレッスン)

講師と生徒様が話す割合は、8:2が理想です。

先生がレッスン時間の70~80%を話しているような場合は、避けるべきです。

生徒さまから意見や答えをどんどん引き出していくことで、コミュニケーションをたくさんとったり、英語をアウトプットさせてくれる先生がいいでしょう。

一方的ではなく、双方向的なレッスンが理想形です。

3.CCQとICQ(生徒の理解度を把握すること)

TL(ターゲットランゲージ):そのレッスンにおいて、軸となる文章。

  • 文法のレッスンにおける過去形の文章
  • 提案や了承の意を含む文章
  • 旅行に関連した単語

TLのMFP: Meaning, Form, Pronunciation, Function(意味、形、発音、機能)

  • Formとは、文章を作る上での基本的な形式。

たとえば・・・Why don't you apply for that job?→Why don't you+Verb1(base form)動詞の原形となります。Why don' t youは、fixed phrase(固定の表現)

  • Functionとは、その文章を発する目的(提案、許可、禁止など)

May I go to the restroom?は許可を求める表現ですね。

CCQ: Concept Checking Questions(理解度を上げる、理解度をチェックする質問)

なぜCCQをするのか・・・?

  • MFPやTLを生徒様がしっかり理解しているか確認できる。
  • 講師が喋りすぎることなく、MFPを理解することができる。

TLが過去進行形の場合・・・

When my mother knocked the door of my room, I was doing workouts.

-Did I stop workouts when my mother knocked the door? -Yes.

-Did I keep doing workouts until my mother knocked the door? - Yes.

このように質問をしていくことで、文法項目の意味を解き明かし、生徒様の理解度をチェックしていきます。

ICQ: Instruction Checking Questions

  • 英語で英語を教えるレッスン、特にグループレッスンでは今からどんなアクティビティをするのかを理解しないまま臨んでしまう生徒様がいらっしゃる可能性もあります。そういった状況を避けるために、Are we going to share travel experiences with your partners?といった質問をすることで、「指示英語」をクリアにするテクニックです。

4.Feedback(error correction)

褒めることはもちろん大事ですが、

  • 間違いをそのまま流してしまうと生徒様の成長にはなりません。
  • 講師が生徒様をしっかりモニタリングできているかどうかの指標にもなります。

5.Fluencyとaccuracy(流暢さと正確性)

レッスンにおいて、文法や表現、語彙の正確性にはもちろん留意するべきですが、流暢さに重きをおくことも非常に大切です。

日常生活においては、会話のリズムやテンポも非常に大切ですよね。たとえば、職場においてコミュニケーションが滞れば、効率性にも影響が出ますよね。

そのため、スラスラと話す練習もレッスンに含まれているかどうかも確認しましょう。

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