生徒さんの性格と目標を共有することの重要視する理由

生徒さんにはお話が好きな子もいれば、あまり話したがらない子もいます。

わちゃわちゃした雰囲気で勉強したい子もいれば、黙々と問題に取り組みたい子もいます。

将来留学をしたい子もいれば、将来英語を使った仕事につきたい子もいます。

または、留学もグローバルな仕事をする夢もないが、英語が好きだから勉強している子もいます。

先生と生徒さんの関係は1回のレッスンだけの短期的なものではありません。

将来の到達地点を見据え、信頼関係を築きながら、英語学習をサポートしていくものです。

生徒さんの性格を把握することの重要性

生徒さんの性格を考慮せずにレッスンをしないとどうなるか?

「コミュニケーションの多いレッスン」とは良いレッスンですが、恥ずかしがりな生徒さんや人見知りの生徒さんみると心の負担が大きいかもしれません。

そのような負担が重なると、英語が嫌いになってしまったり、レッスンが嫌になってしまうかもしれません。

そこで、そのような生徒さんが安心して自信をもってアウトプットができるように、アウトプットに移る前にインプットやプレアウトプットを行う事が大切になります。

プレアウトプット・・・アウトプットでなにを、どう話すのか(書くのか)を考える(準備や計画)

レッスン前にこの生徒さんだったらこういう反応をするだろうなと予想をたてておき、どういう順序でレッスンを進めるか、どのように文法や単語・表現を解説するかを事前に準備することが大切になります。

また、生徒さんの趣味や好きなことを知っておくとコミュニケーションのきっかけにもなります。

目標を持つことの大切さ

もし目標を持たないとどうなるか?

もちろん、英語を勉強をすること自体が好きという生徒さんであれば、目標のあるなしに関わらず頑張ってくれると思います。

ただ、英語に対する態度がフラットな生徒さんの場合、英語を身につけてどんな自分になりたいか、なにをしたいかなどを明確にしてあげると、日々のレッスンを淡々と受けるのではなく、目標を念頭に置きながら積極的な姿勢を見せてくれる場合が多いです。

未来の自分を想像しながら今を精一杯がんばる、という生きていくうえでとても大切なことを英語から学ぶことができます。

まとめ

英語の先生も英語だけでなく、お子さんの人生を豊かにするための協力者として自分になにができるかを考えることが大切です。