オンライン英会話を効果的に受講する

昨今、多くの英語学習者さんがオンライン英会話を受講していると思います。

どのように受講すると効果的か、収穫の多いレッスンを受けることができるかをご紹介します。

背景知識

ポイント

  • 日ごろから情報を仕入れる
  • なるべく英語で情報収集をする
  • 興味のある分野を広げる

その日のオンライン英会話のトークテーマが設定されている場合は、そのテーマの背景知識を事前に仕入れておくとよいでしょう。英語は、自分の意見、感情、情報を伝えるための手段です。日本語であっても、テーマに興味がなければ話す気力もわいてきませんし、相手に伝える情報も意見をいうことも難しいですよね

たとえば・・・

次のオンラインレッスンのテーマが環境問題についてだった場合、問題の根本原因、それに対する世界的な取り組み、日本の取り組み、自分自身の取り組みを調べ、考え、まとめておくとレッスンが始まった時に英語ですべてを表現しきるのは難しく感じても、先生にどういう風に表現すればよかったかを質問したり、レッスンの後に自分で検索しながら英語表現は身につけていくことはできます。

身につけたことを再度アウトプットすることで定着していくことができます。

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雑談力

ポイント

  • 外国のサッカー型のコミュニケーションに慣れる
  • 意識の矢印を自分ではなく、相手に向ける

スポーツに詳しくない方には申し訳ありませんが、日本と外国のコミュニケーションの違いは野球とサッカーにあると思っています。日本の野球型のコミュニケーションでは、攻めと守りがはっきりしていて、区切りがあり固定的。対して、外国のサッカー型コミュニケーションでは、攻守がはっきりしない場面がある、ボールを持って攻めていたのにいきなり奪われていきなりカウンターを受けたりなどとても流動的。日本の生徒さまに質問をすると、一言答えが返ってきてそのまま終わる。ということがよくありますが、外国の生徒さまとレッスンをして、こちらから質問をすると2倍3倍になって答えと質問がかえってくることがよくあります。どちらの型が良いということはないのですが、留学や海外の企業で働こうと思っている方は、コミュニケーションの型の違いを学ぶためにオンラインレッスンを受講するのもとても良いと思います。

そして、留学をすると、みんなで集まっておしゃべりをするというのもよく見かける光景です。

英語もとても高速で飛び交い、話を挟もうとすると、違う誰かがもう話し始めてしまっている。留学生がよく経験する悩みですね。

僕がそこで感じたのは、各々が自分自身のことを伝えたい気持ちと同じくらい相手のことを知りたい欲望がとても強いことでした。そしてそれを隠そうとはしません。

つまり、意識の矢印が自分と他人に向かっており、その矢印の太さや長さは同じ強度というわけなんです。

意識の矢印が自分にしか向いていないと、一方向的なコミュニケーションになってしまいますし、自分が何を言うかしか考えていないことになります。

留学でコミュニケーションがうまく取れない原因は、話せないではなくて、相手の話を聞いていないことにもあるのではないかと思っております。

相手が話しているときに、自分が英語でどう表現しようかだけを考えていると相手がおざなりになってしまいます。

コミュニケーションの基本は、「傾聴」です。

コミュニケーションの練習としてオンライン英会話を活用するのも非常に効果的だと感じています。