英検4級の学習法
英検4級では、日常会話でよく使用される文法や単語、構文が多く登場します。
ギリギリ合格ではなく余裕を持った合格を目標にすると、3級合格が次の目標として設定しやすくなるのでおススメです。
4級レベルの英語力をしっかり身につけて、次の3級に進めるようにいっしょにがんばりましょう!
4級では・・・
疑問文の基本的な作り方(主語とbe動詞をひっくりかえす、一般動詞では、Do youやDoes heなど)、5W1H、日常生活に関係した単語が登場します。
それらがしっかりと定着しておくと、英検の階段、英語力の階段を上りやすくなります。
文法
過去形や比較級・原級など身につけるべき文法項目が一気に増えています。
過去形は、語尾にーedをつけるルールはありますが、不規則な変化(make→madeなど)もあります。
まずは語尾に-edを付ける動詞を教えて、読んだり書いたりすることに慣れてから不規則変化を学習すると良いです。
一般的なルール→例外的なルール
文法を定着させるためにはドリルをたくさん解くといいです
たとえば・・・
- 単語を並び替えて正しい文章をつくる問題
- ある文法項目を使って自分のことについて作文する問題
ドリル形式の問題をたくさん解き、先生や保護者さまなど周りの人からフィードバックを受けて、修正を行う。
問題を解く→フィードバックを受ける→修正を繰り返す
このサイクルを繰り返すことで、文法を正しく理解することができます。
単語帳とは親友になる
単語を制する者は英検を制する、といっても過言ではないほど大切です。
リーディングセクションの大問1の語句補充、大問2の会話表現、大問3の語句整序、大問4読解問題、リスニングセクション、ありとあらゆる問題が解きやすくなります。
文字だけの単語帳では覚えづらい場合、イラスト付きの単語帳を購入されるといいでしょう。
リスニング問題で単語をしっかりと聞き取るためには、単語の発音も知っておく必要があります。
発音方法がわからない単語は、googleで単語を調べるといいです。
単語の隣に音声ボタンがでてきますので、そこをクリックしていただくと発音を聞くことができます。
単語は「忘れて、また見て思い出して」を繰り返しておぼえるようになります。
そのため、「1日1時間や2時間単語帳を見て、また1週間後勉強する」より、「1日5分~15分を毎日繰り返す」ほうが良いと思います。
英語学習は短距離走ではなく、マラソンですので、自分のペースでコツコツと続けられるように調整しましょう。
リスニング
リスニングで一番大事なことは、聞いたままにしないことです。
問題の〇×で一喜一憂するよりも、問題集付属の回答に載っているリスニング台本を確認することを優先しましょう。
台本の音読、音声を流して同じ速さでの音読を行うと、
単語の音とスペルを一致させ、文章の速度やイントネーションに慣れることができます。
台本の中で意味のわからない単語があれば、必ず辞書で調べてみましょう。
ライティング・スピーキングの練習も始める
英検3級以上に合格するためには、単語や文法、熟語を自分で使えることも必要になります。
チャンク(単語のあつまり):決まり文句
たとえば・・・
It's….to~(~することは、・・・です)というチャンクを知っておけば、~と・・・の部分に色々な単語を入れることで様々な文章を作ることができます。
It's exciting to play soccer.
It's fun to watch YouTube.
It's important to be nice to people.