フランス留学記

誕生日って自分で企画するものだったっけ・・・

日本だと誕生日は、友達がサプライズパーティをしてくれたり、家族がケーキやお寿司を用意したりと、祝われる人は受け身の状態でいると思います。

フランスだと、誕生日人がケーキを用意して、いろいろなデコレーションや会場などのセッティングをしなければいけないと聞いて、私は愕然としました。

留学中10代だった私は、自意識過剰が沸点に達しており、自分でケーキを用意して、「さぁ私の誕生日を祝いたまえ」、そんなものには耐えることができそうになかった・・・・

みんな、友達と遊んだり、ゲームしたりしたいなかで、そんな恥ずかしいことはできそうになかったです。

結局、「買ったけど忘れました」と本当!?のことを言いました。

これから留学する方へ・・・

自分の文化と違う事、恥ずかしいことを素直に伝えましょう。

自分の思っていることや感じていることを全部言葉に出すと、相手は意外と受け入れてくれます。

コミュニケーション疲れ、つながり疲れ

フランスの現地の高校で交換留学生として勉強していました。

ホストファミリーは本当に良い方で私を何度も慰めてくださりました。

ただ、ストレスだったのは夕食でした。

夕食の時間は非常に長く、少なくとも2時間・・・

「議論をすること」が文化として根付いているため、「どっちでもいいよ」と私が内心思っていることについて、賛成・反対に分かれて根拠を並べながら延々と話し続ける。

留学先は牧草地が広がる田舎でした。

休日の昼間は、日の光が降り注ぐ中、芝生に寝そべってホストファミリーが飼っていたワンちゃんとふれあい、コーラを飲みながらサンドウィッチを食べる、という本当に素敵な時間を過ごすことができました。

ただ、夜になると、地元のパブに行って、18時~25時までずっとおしゃべりタイム・・・

フランス語がまだ初級者レベルで、当時雑談が苦手だったため、この習慣は本当に苦痛でした。

これから留学するへ・・・

自分がストレスに感じていることは絶対に周りの人に話すべきです。

何も言わないと、「満足している」と受け取られてしまいます。