留学体験談~これから留学する人へ~
・メンタルヘルスや体調には最大限気を遣うべし
外国での生活は、コミュニケーションや生活リズムなどの変化や違いからストレスを感じやすくなります。「日本だったらこんなことにはならない」といった経験もたくさん起きるでしょう。そして、一日中第二言語で生活を続けていると知恵熱を出してしまうほど頭が疲弊してしまうかもしれません。
そのためストレスを解消し、疲労を回復させることを最優先させなければいけません。
でないと、うつ病などの精神疾患につながる可能性もあります。
散歩などの適度な運動をし、食べすぎは避けて、健康的な生活を日本にいる時よりも心掛けたほうがいいでしょう。
そしてストレス解消法を必ず見つけましょう。
日本のTV番組を視聴することやおいしいものを食べること、愚痴を話すこと、いろいろ試してみて気分転換ができることを探してみましょう。
・「とりあえずやってみる」という考え方
授業中に先生から出された質問に答えられず、まごついてしまい恥ずかしい思いをしたり、役所で手続きをしていたら失礼な対応をされたりという経験をするかもしれません。このような気まずい思いや恥ずかしい思い、不満がたまってくると、だんだんと挑戦をしなくなっていく傾向があります。
恥ずかしい思いをするくらいならもう授業中に発言をしない、や私の場合はもっとひどく、家から出たくないと思ってしまいました。
ただ、せっかく留学したのですから、
「とりあえず、もう一回やってみましょう」
今度発言してみたら、「That’s right!」と褒められるかもしれません。
たとえ、あなたが発言をして、先生が「あなたは何を言ってるの?」みたいな表情をしても、挑戦したあなたは素晴らしいですし、異国の地で戦う孤高の戦士のようにかっこよく感じます。
・「変化を受け入れる」
その土地の文化やコミュニケーションに順応しおうとすると、自意識から恥ずかしく感じる方もいらっしゃるようです(わたしも)。
今まで引っ込み思案だった留学生が、現地では自分のことを話したり、意見を主張したりする場面が増えることで、日本での自分と現地での自分のギャップに恥ずかしさや戸惑いを感じてしまうことがあるようです。
安心してください。生まれてからいままでのあなたという本質は変わりません。ただ、留学することで、自分をアップデートしているだけのことです。
今までは、いやなことがあっても主張できずにいた自分を、しっかり主張できる人にアップデートをすることができるのです。
不満があっても声があげることのできない人の気持ちがわかる、主張ができる人。というアップデートされた人になることができます。
それが留学の良さだと私は思っています。