8割の人ができていない英単語の勉強法
単語量があり、適切な使用法を知っていれば、英検合格やTOEICで高得点を狙うことができたり、4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)を通して、実りあるコミュニケーションをとったりすることができます。
たとえば、
What snacks do you like?
と聞かれたときに、
salt …potato!
といえば、相手の頭にはポテトチップスが思い浮かび、結果としてコミュニケーションをとることができます。
I likeという文法を知っていたとしても、目的語や補語にあたる名詞を知らなければコミュニケーションはとれません。
単語は、文法よりも強力なツールです!
コロケーションを意識することで、単語量が爆増
コロケーションとは・・・「単語同士の適切なつながり」という意味です。
たとえば・・・「冷凍」という言葉は「食品」や「保存」とは適切なつながりを持ちます。一方で、「携帯」や「小説」とはつながりませんよね。
- fast(速い)という単語を学んだとします。ネットで「fast collocation」と検索すると、Fast foodやFast queueなどfastとつながりのある単語がたくさん表示されます。
Fastとどのような単語がつながるかを理解することができ、その中でわからない単語(queueなど)があればまた調べてみる。
単語を知る→コロケーションを調べる→わからない単語の意味を調べる、を繰り返すことで、一個の単語だけでなく、より多くの単語を吸収することができます。
幼児や小学校低学年生の場合・・・
幼児や小学校低学年の場合は、単語帳にイラストが描かれていて、タッチすると発音が聞けるような英語教材がおすすめです。
「単語―和訳」だけのような単語帳ですと、大人でも集中力を維持するのは難しいのに、幼児ならなおさらですよね。
カラフルな絵をタッチすると音が鳴る機能が、お子さまの注意をひきつけることに一役買うでしょう!
自分が実際に使うであろう単語を最優先!
このセクションは、必要に駆られて英語を勉強している社会人の学習者さん向けです。
よくTwitterでみかける意見に、「絶対見ない・使わないと思っていた単語が記事にでてきた!だからどんなに実用的でなさそうな単語でも絶対覚えたほうがいい」というのがあります。
もちろんその意見は本当で、大切なことをおっしゃっているのですが、
ただ、1か月後にビジネスの場面で英語が必要だから勉強している場合、compost(堆肥)のような単語は本当に必要でしょうか?(園芸が好きな方、申し訳ございません)
それよりも、quarterly report(四半期報告書)やshareholder(株主)などのビジネス単語を学ぶ方が効率的ですよね。
自分の専門分野で英語が必要な方には、分野に関連した英単語を優先的に学習することをお勧めします。
周りにあるものをすべて英語で言ってみる
目の周りにあるものを英単語に置き換えられるでしょうか?
私の目の前には、fan(扇風機)やbin(ゴミ箱)、mechanical pencil(シャーペン)などがあります。
あなたの目の前にはなにがあるでしょうか?
家の外に出てみると、歩道橋やきつい坂、自動販売機など単語の宝庫であふれています。
英検準1級や1級相当の単語ももちろん大切ですが、生活に密着した単語を積極的に覚えていきましょう。