必要は英語力の母?
「必要は発明の母」という言葉がありますよね。
発明品や便利品は、人々が生活を便利にする、不便利を解消するために必要に迫られて生み出されたものです。
日本にいると英語を話す必要性を感じることは少ないです。
インターナショナルスクールや外資企業など一部の環境を除けば、日本語だけで暮らしていける状況です。
英語学習においても、英語を使わざるをえない状況に自分自身を置くことで成長を加速させることができます。
英語を勉強するというよりは「日常に英語を取り入れること」です。
ゲームや本を英語版にする。
ゲームや読書が趣味な人であれば、日本語版ではなく英語版にすることで日常から英語を取り入れることができます。
RPGゲームであれば、キャラクターのセリフやテキストを英語にすると、単語や熟語表現にふれる機会が増えます。
私の日本語がペラペラなフランス人の友達は、日本のゲームが大好きなのですが、フランス語版がないことが多いので日本語版でプレーして日本語を覚えたと言っていました。
読書でも、自分の好きな作家さんや作品を英語版で読んでみるようにすると今まで出会ってこなかった単語や自然な表現を学ぶことができます。
ポイント:すべてを理解しようとしないこと
わからない単語をすべてメモしたり、調べたりするとゲームや読書をすることが苦痛になってしまう可能性があるので、ゲームや本の内容がある程度理解できているようであればどんどん自分のペースで進めてしまいましょう。
英会話カフェやオンライン英会話
英語を話さないとコミュニケーションが取れない状況に身を置くと、
構文や単語を絞り出さなければいけないのでとてもいい練習になります。
英会話カフェやオンライン英会話は英語を練習する場ですので、言葉に詰まってもみなさん寛容に受けとめてくれます。
その後に先生からこういった表現・言い方もあるよ、と教えてもらうことができたら、
表現を正しく使うことができるようになったり、表現の幅を広げたりすることができます。
自分のことや周りで起こっていることを相手にスラスラと伝えるためには・・・
実践形式の練習を数多くこなしていく必要があります。
英語で考える
ふと何か考え事をするときの言葉を英語に設定するといいでしょう。
電車の中で今日の予定について思いを巡らせるときに・・・
「When I get to the company, I’ll run the project by my boss.」
Run…by~:・・・について~に相談する
と頭の中で言ったりすることで日常の言語を英語に設定します。
あとは周りで起こっていること、情景描写を英語で行ってみるといいでしょう。
「As the train is swaying from side to side, a man standing in front of me holds onto the strap.」
Sway:揺れる
Hold onto:つかまる
英語でアウトプットをすることで、自分が何の単語・表現を知らないのかを知ることができます。