先生になったあとも成長し続けるためには?
語学教育は新しい教授法やツールがどんどん導入されています。
ChatGPTなどの生成系AIをレッスンに取り入れたり、4技能をバランスよく伸ばすことやフォニックスを教えることが主流になったりとたくさんの変化があります。
そういった指導法やツールの知識を取り入れることも大切ですが、自分のティーチングスキルを磨き続けることが一番大切なことです。
先生になっても、ある程度のキャリアを築いたとしても、つねに学び続けなければいけません。
先生が改善し続ける姿は生徒さんのお手本となりますし、生徒さんがレッスンを継続して受講してくれるためのカギです。
どのように自身のティーチングスキルを磨いていくかについてお話していきたいと思います。
自身のレッスンを振り返る
レッスンを振り返ってみて、生徒さんがアウトプットする時間を確保できたかどうか、先生が話しすぎてはいなかったか、生徒さんはレッスンに興味を示していたかなど自身のティーチングを評価してみましょう。
先生は生徒さんのレッスン目標(過去形を使って週末の予定を話すなど)だけでなく、ティーチングの目標も設定するようにするといいです。
たとえば・・・
- 先生が話す時間を減らす
- 話すスピードを落とす
- 生徒さんが答えに困っているときに干渉しすぎない
など
新人の先生ですと、とにかくレッスンをレッスンプラン通りに滞りなく進めることに夢中になってしまいがちです。
ただレッスンの目的はレッスンプラン通りに行う事ではなく、生徒さんがレッスンの終わりまでにその日教えた英語を使えるようをすることです。
深呼吸をして、周りを見渡し、自分のプランニングに固執しない方がいいでしょう。
こちらはケンブリッジが提供する良い先生の基準を表す資料です。
https://www.cambridgeinternational.org/Images/466465-cambridge-teacher-standards.pdf
ウェビナーを視聴する
ケンブリッジは英語の先生向けに数多くのコースや動画を提供しています。
ティーチングスキルだけでなく、生徒さんとのコミュニケーションの取り方や生徒さんの英語力を評価する方法など先生としてより包括的なスキルを学べます。
様々な国や教育機関の先生方がお話ししてくださるので、レッスンで使うアクティビティやツール、生徒さんに対する対応の違いなどを知る機会が得られます。
時間がない方はウェビナーを視聴することでティーチングの知識を増やし、レッスンをよりよくしていくことができます。
CELTAコースに参加する
英語の先生として幹をつくっていきたい方はCELTAコースの受講をおすすめいたします。
先生とは何か?外国語を学ぶとはどういうことか?レッスンの目的とは何か?
先生としての基礎知識や基本スキルを身につけて、即戦力として活躍したいかたにぜひ受講してほしいです。
フルタイムや対面形式での受講が難しい方は、パートタイムやオンラインのコースもございますので是非ご活用ください。