長い間、海外で生活している人は必ず経験するカルチャーショック。フランスでトータル2年半生活した実体験を交えてお話したいと思います。
カルチャーショックとは・・・
今まで慣れ親しんだ生活スタイルとは違った生活リズムや様式の中で生活することからくる「ポジティブな刺激」と「ネガティブな刺激」。
例)見知らぬ人同士がお互いに壁を作らずに話しこむ文化に遭遇。
→ぼくもあんなコミュニケーション能力を手に入れたい。
=ポジティブな刺激
例)店員さんの態度が悪い。
→日本で働いている店員さんは笑顔で対応してくれたのに。
=ネガティブな刺激
私の実体験
私はフランスの高校と大学に留学していました。なぜフランスであったのか、その理由は後日また詳しくお話します。
1つ目は・・・高校に入ったばかりときのことです。時間割や校舎の紹介などのオリエンテーションを行ってくれた事務員さんが顔のありとあらゆる場所にピアスを付けていることでした。耳はもちろんのこと、鼻や目と眉毛の間など挙げればきりがないほどのピアスを付けていました。
→「この事務員さんは、しっかり対応してくれるのかな・・・」と不安になりました。
2つ目は・・・ホストファミリーとの生活の話です。フランスの休日や放課後は、家族や親戚、友達などグループで集まって何かをする機会が日本よりも多かったです。
→「自分の時間が少なくて、リラックスできないな・・・」
解決法
・自分が感じていることを周りに素直に話すこと。
あなたが感じた喜び、不安、違和感、驚きを周りにいる人にすべて打ち明けるようにしましょう。
カルチャーショックが「ただのカルチャーショック」として終わるか、「深刻なカルチャーショック」に陥るかは「自分を表現できるかどうか」にかかってきます。
心が苦しいのに作り笑いを浮かべていても、周りの人は気づいてくれないケースが多いです。
・時間です。
→暮らしている国の生活が体に染みこむまで、時を過ごすことです。
まとめ
カルチャーショックとうまく付き合った先に、自立した性格や視野の広さを身につけた「成長した自分」に出会うことができます。
カルチャーショックを乗り越える、というよりは、それとうまく付き合っていきましょう。
それではまた・・・